歓迎式で花束を受け取ったヴィッセル神戸のポドルスキ選手（左から３人目）＝２５日、上富田町朝来で

　サッカーＪ１リーグ、ヴィッセル神戸（神戸市）のトレーニングキャンプが２５日、和歌山県上富田町朝来の上富田スポーツセンターで始まった。練習は公開し、最終日の３０日には練習試合がある。 　ヴィッセル神戸は現在、Ｊ１リーグで６位。ワールドカップ（Ｗ杯）ロシア大会によるＪリーグの中断期間を利用して上富田で調整する。 　２５日の歓迎式では、奥田誠町長らが主将で元ドイツ代表のＦＷポドルスキ選手らに花束や梅干しを手渡した。吉田孝行監督は「目標であるＡＦＣチャンピオンズリーグ出場圏内（３位以内）に入るため、ここでしっかりキャンプして後半戦に向けていい準備をしたい」とあいさつした。 　歓迎式の後に練習があり、ポドルスキ選手や元日本代表のＦＷハーフナー選手ら３１人が体を動かした。練習後、ポドルスキ選手は「静かで良い環境。チームの調子を維持して後半戦に臨みたい」と話した。Ｗ杯に出場しているスペイン代表のＭＦイニエスタ選手や韓国代表の２選手は参加していない。 　練習は午前９時半からと午後４時から。２８、２９日は午後４時からのみ。３０日は午前１１時から中国の「武漢卓爾足球倶楽部」、午後１時からアルテリーヴォ和歌山（和歌山市）と練習試合をする。