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夢を持つ 時間を大切に 失敗を恐れず 教育講演会 比屋根氏が夢実現で強調 

比屋根毅会長の講演に三高校の生徒など1500人が集まった=25日午後、市総合体育館メインアリーナ ◎三高合同教育講演会

 石垣市栄誉市民で㈱エーデルワイス=本社・兵庫県=の比屋根毅会長(80)=石垣市登野城出身=を講師に迎えた「三高合同教育講演会」(八重山地区県立学校校長会主催)が25日午後、石垣市総合体育館メインアリーナで開催され、比屋根氏は「夢は努力し続けることで必ず実現できる」の演題で講話した。会場では三高校の生徒や一般市民ら1500人が講演を聴いた。

 比屋根氏は▽夢を持つこと▽時間を大切にすること▽失敗を恐れずにチャレンジすること|の3点を強調。15歳のころに裸一貫で島を飛び出し、大阪やヨーロッパを修行で渡り歩き、ここまでたどり着くまでの苦労や成功談について紹介した。

 一冊の本に記されていた「この海は世界に通じている。もっと羽ばたいていいんだ」という言葉をきっかけに「世界を舞台に仕事がしたい」と思った比屋根氏。当初、無線通信士を目指し沖縄本島へ出たが、その後、洋菓子職人の道を志しヨーロッパに。修行先のフランスでは、菓子作りの技術だけでなく人間としても成長したという。

 下積みを重ね1966年にエーデルワイスを創業。社名の由来はスイスで登山をしていた際、風雪に耐え咲き誇るエーデルワイスの白い花からとったものだ。

 夢について比屋根氏は「夢達成のためには試練が付き物。きつい時こそ夢はすぐそこまで近づいている」と生徒たちに言葉をかけた。時間を大切に使い、失敗が糧となり次への挑戦を成功に導くことも説いた。

 最後に「自分ならではの人生を設計して大きく成長してもらいたい」とエールを送った。

 この後、三高校の代表者に比屋根氏から記念品が贈呈され、代表あいさつで八重山高校2年の荒谷南登生徒会長(16)が「エーデルワイスの花のように前を向いてチャレンジしていきたい」と感謝の言葉を述べた。

 夢はパン職人という八重山商工高校2年の石垣アユミさん(16)は、比屋根氏の言葉に背中を押されたようで、「(周りから)無理だと言われることもあるが、やってみないと分からないので行動に移したい」と決意を新たにした。

 講演会は世界で活躍する八重山出身者の話しから、グローバルな視点で物事の見方や考え方を学び進路に役立ててもらおうと開かれた。

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