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紀伊民報社

後輩に、想いよ届け 統合中の建設記念で催し

統合中学校の建設予定地(12日、和歌山県印南町印南で)

 和歌山県印南町教育委員会は12日、同町印南の宇杉ヶ原団地周辺に造成中の統合中学校建設予定地で、統合中学校建設記念イベント「4校の伝統を新設校へつなぐ 石に想(おも)いを込めて」を開いた。統合する町内全4中学校の3年生51人が参加し、統合中学校の新たな始まりを祈願した。

 開校は2028年4月で、在校生は新しい校舎の完成には間に合わないが、何らかの形で関わってもらいたいと企画した。
 開会式では日裏勝己町長が「将来新たな学びやで過ごす後輩たちに向けて思いを伝えてほしい」とあいさつした。
 生徒は3班に分かれて、高所作業車乗車体験、ドローン飛行やICT(情報通信技術)建設機械の見学、石に願いを書く催し「石に想いを込めて」をした。
 高所作業車体験では、生徒がスカイデッキに乗って地上12メートル地点まで上がり、造成現場を見渡した。ドローン飛行の見学では、地上100メートルから送られる映像を見て、新校舎の想像を膨らませた。ICT建機の見学では、ショベルカーを動かす様子を見た。
 生徒は事前に配布された縦横30センチ、厚さ1センチの大理石「願い石」に、将来統合中学校で学生生活を送る後輩に向け、思いを書き込んだ。「笑顔と希望あふれる学校に」「青春を楽しんで」「自分の夢に向かって頑張れ」などと書いた。願い石は盛り土の一部として、校舎の東側に埋められる。
 参加した印南中学校3年の村上大貴さん(15)は「願い石には『輝』と書いた。後輩たちには勉強やスポーツなど、生徒一人一人が輝く学校になってくれるとうれしい」と話した。

■統合に向け、着々と
 近年の町の生徒数の推移をみると、15年度には合計242人だったが、23年度には187人となり、開校予定である28年度は165人となる見込み。
 町内の4中学校(切目、稲原、印南、清流)は順に1977、82、93、99年に建てられた。最も建造が古い切目中学校は築47年が経過。いずれも老朽化が進んでいる。さらに印南中と切目中の2校は、県が2013年に公表した浸水想定区域内に位置しており、津波に対する備えも課題となっている。
 新設校舎の建設予定地は標高42メートルの高台で、面積は平場で約3・5ヘクタール。津波浸水想定区域の外に位置し、津波到来の心配がない。周辺には町役場、いなみこども園、町防災福祉センターなどの施設がある。
 統合中学校では各学年2クラス編成を想定している。稲原、切目、清流中学校区の生徒は遠距離通学になることから、五つのルート(切山、立石、真妻、樮川、橋ケ谷)を通るスクールバスの運行を検討している。
 用地の造成工事は26年3月31日までに終了する。校舎の設計業務は24年12月から始まっている。26年初旬から建設工事が開始され、工期は19カ月を予定している。
 28年1月に完成予定。2カ月かけて引っ越し作業を行い、4月の開校を目指すとしている。

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