全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

北羽新報社

「本スタグラ厶」で読書活動推進 能代市渟南小、取り組み2年目

図書委員が全校に呼び掛けて「本スタグラム」を実施

読書活動推進に向けて児童から作品を募った「本スタグラム」

 能代市渟南小(矢田部瑞穂校長)の図書委員会が、全校児童に読書意欲を高めてもらおうと、好きな本をイラストと文章で紹介する「本スタグラム」と題した取り組みを行った。2年目の取り組みで児童に浸透してきており、読書活動の活性化にもつながっている。
 SNSのインスタグラムに掛けて、自分が好きな本をイラストと文章で紹介することを通して、児童の読書意欲を高めてもらおうと、同校図書支援員の足立由枝さんが昨年度から企画。今年度も図書委員会の活動として、全校に呼び掛けて実施した。
 昨年12月に募集を始め、先月中旬までに70点が集まり、その後の投票期間には100人が好きな作品に投票。昨年度よりも応募数や投票数が増え、本や企画に興味を持つ人が増えたことがうかがえる。
 県立木材高度加工研究所(木高研)に勤めている足立さんの夫が製作した秋田杉の端材を活用したブックスタンドを上位の景品として用意したほか、応募者全員に参加賞としてミニノートをプレゼント。人気投票に加え、校長賞と図書委員賞も用意し、図書だよりで表彰した。
 図書委員長の金田夏海さん(6年)は「たくさんの人に本の特徴をイラストと文章でまとめてもらい、たくさんの本の良さを知ることができた。本に親しむ人が増えてくれて良かった」と笑顔。副委員長の田村美空さん(同)は「景品や参加賞を工夫して、みんなが楽しめる企画になって良かった」と振り返った。
 足立さんは「読書離れの時代だが、子どもたちに関心を持ってもらえる取り組みを通して、紙の本の良さをまだまだ広めていきたい」と語った。

関連記事

宇部日報社

JR宇部線開通100周年 市民の足、古里の産業発展支える【宇部】

 JR宇部線が26日、1925(大正14)年3月26日に本阿知須(現阿知須)-小郡(現新山口)駅間の開業で全線開通してから100周年を迎えた。長年にわたって、市民の通勤・通学など欠かすことので...

インドネシアに「納豆」輸出 スシローで提供 JA清水

 JA十勝清水町(今野典幸組合長)は、大手飲食チェーン「スシロー」のインドネシア店舗に納豆の輸出を始めた。清水町産の「十勝クリーン大豆」が原料で、13日から同国店舗で販売。十勝産大豆を使用した...

田植えシーズン到来 いち早く黒米植え付け 奄美大島龍郷町

 鹿児島県奄美大島は稲作の田植えシーズンを迎えている。龍郷町の秋名幾里地区で米やマコモの栽培に取り組む大江強さん(69)=同町安木屋場=は23日、シーズン本格化を前にいち早く黒米の田植えを行った...

議員定数2減の22に 賛成多数で条例改正可決10月の市議選から適用へ 市..

 宮古島市議会議会運営委員会(狩俣政作委員長)は25日、市議会最終本会議で、議員定数を定める条例の一部改正などを提案。改正は議員定数を現在の24から2減の22にするもので、審議の結果、賛成多数で可決した...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク