
願い事を書いた梶の葉形の短冊をササ竹に結ぶ来館者=諏訪市の高島城
諏訪市の高島城で23日から、七夕にちなんだ催し「梶の葉さらさら」が始まった。高島藩主諏訪家の家紋「梶の葉」をかたどった5色の短冊に来館者が願い事を書き、天守閣入り口に飾られたササ竹4本に結んでいる。7月7日まで。
初日は県内外の家族や友人連れの人たちなどが訪れ、「健康に過ごせますように」「元気で大きくなりますように」などの言葉を紫や赤、緑、白、黄の短冊に書き入れた。還暦祝いで富山県黒部市から友人らと訪れた竹久美子さんは「家内安全」と書き、「なかなかできない体験ができました」と喜んだ。
季節行事を楽しんでほしいと8年目。城内には天の川に見立てた5色の布を飾り、七夕の由来や京都の歌道の名門「冷泉家」に現在も伝わる行事など七夕と梶の葉の関係を紹介している。
7月7日には実際の梶の葉に願い事を書くことができる。後日、短冊や葉は諏訪市の手長神社でたき上げる。
時間は午前9時~午後5時30分(入館は午後5時まで)。入館料は高校生以上300円、小中学生150円。
関連記事
加盟都市、思い共有 長野県伊那市で「ばらサミット」開幕
バラをテーマにまちづくりを展開している全国の地方公共団体が集う第32回「ばら制定都市会議(ばらサミット)in伊那」が3日、長野県伊那市で開幕した。加盟都市のうち9市町の代表者らがバラの普及や自...
最後のチャレンジデー 山本郡3町の住民も爽やかな汗
住民総参加型のスポーツイベント「チャレンジデー」が31日、全国一斉に実施された。主催する笹川スポーツ財団(東京都)は、社会環境の変化などを理由に、今年でチャレンジデーを終えることを明らかにしてい...
能代市の日吉神社で「嫁見まつり」 華やか花嫁行列 幸せ願い参詣
能代市御指南町の日吉神社(平賀優子宮司)の伝統行事「嫁見まつり」が27日に行われた。県内外から参加した11人の女性が色打ち掛けを羽織って新緑に包まれた参道を静々と歩き、見物客を魅了した。境内では飲...
石垣島の美しい海を満喫 台湾蘇澳鎮・地元の子どもたち シュノーケリング体..
小中学生教育交流事業の一環で石垣市を訪れている台湾蘇澳鎮の児童生徒らは26日、ホームステイ先の小中学生とともに白保の海岸でシュノーケリングを体験し石垣島の海を満喫した。 交流事業には、...