キャンプ期間中、千葉ロッテマリーンズのユニホームを着て窓口業務にあたる琉球銀行八重山支店のスタッフたち＝6日夕、同行

　千葉ロッテマリーンズの石垣島春季キャンプに合わせて、琉球銀行八重山支店（比嘉一史支店長）では、1日から窓口業務などの行員が千葉ロッテのユニホームを着て来店客に対応している。この取り組みは、千葉ロッテの日本一と石垣市の発展に向けて、石垣島キャンプ1年目から続けている。

　行員らは、白地の縦じまや黒色、灰色などのレプリカユニホームを着用。本来、冬になると行員たちは制服を着用するが、プロ野球のキャンプ期間だけはユニホームで業務にあたるのが風物詩になっている。

　ロビーアシスタントの高中喜和子さんは「ユニホーム姿をご覧になったお客さまが『ことしもロッテの時期か』とおっしゃって下さる。いろいろな形で盛り上がってくれたら」と話す。

　石垣市出身で高卒1年目の玉城凜さんは「お客さまに『似合っていますね』『いいですね』と言っていただける。年に1回のキャンプで選手たちを身近に感じられるので、応援する気持ちも強くなる」とチームの日本一に期待を寄せた。