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荘内日報社

氷の芸術に歓声 遊佐町吉出 二ノ滝 氷柱と化す

 厳しい寒さで凍てついた遊佐町吉出の二ノ滝を見ようと、山歩きなどを楽しんでいるグループ「吹浦山部」のメンバー10人が9日、鳥海山南麓の現地を訪れた。二ノ滝はこのところの寒気で完全に凍結。2本の巨大な氷柱と化しており、自然が造る厳冬期限定の氷の芸術に歓声を上げた。

 二ノ滝は標高約500メートルにあり、落差は20メートルほど。名瀑として知られ、通常は名前の通り水流が二筋に分かれ豪快に流れ落ちる。

 遊佐鳥海観光協会は、めったに見ることのできない絶景に出会ってもらおうとこの時期、トレッキングツアーを開催し好評を博していた。しかし、新型コロナウイルスの影響で2021年に中止を余議なくされ、その後は大人数のツアーに対応するルート作りや参加者の安全確保などが大変なことから再開していない。

 同部の井上千生事務局長(同町菅里)によると、今月1日に予備調査で訪れた際は完全氷結に至らず、向かって右側の水は勢いよく流れ落ちていたが、ここ数日の寒波襲来で見事に凍てついたという。

 滝までの行程は危険な場所もあり、経験者の先導と十分な装備が必要。希望者には同協会でガイドをあっせんしている。問い合わせは同協会=電0234(72)5666=へ。

2本の巨大な氷柱と化した二ノ滝=9日

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