諏訪湖御神渡り観察 今冬一番のしぶき氷、結氷は見られず 長野県

観察地点の舟渡川河口左岸に出現したしぶき氷。湖面の結氷は見られなかった=6日、諏訪市豊田
諏訪湖の御神渡り(御渡り)の判定と神事をつかさどる長野県諏訪市小和田の八剱神社は6日、宮坂清宮司と氏子総代有志で観察を続けた。寒波による冷え込みと強風で、湖岸には今冬一番の見栄えのするしぶき氷群が出現したが、湖面が結氷している状況は確認されなかった。
しぶき氷は波しぶきが枝などに着氷してできる「自然の芸術品」。定点観察地点の舟渡川河口左岸には、一晩で形成された透明の氷の塊が至る場所に現れた。もこもこした氷もあれば、ラッパに似た長細い形もあり、宮司と総代らは「どれも形容しがたい、不思議な形をしている」と見入っていた。
観察地点の6日朝の気温は氷点下4.5度、水温は3.2度だった。「厳しい状況に変わりはないが、寒波で湖面に氷が広がるのを楽しみに待ちたい」と宮坂宮司。岡崎広幸大総代は「湖になかなか思いが伝わらず切ないが、もう少し様子を見ていきたい」と話した。
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