「白神雪中ねぎ」の収穫盛ん 寒さに耐えて甘味増す 能代市河戸川地区

雪が積もった畑でネギの収穫作業が進められている(能代市河戸川地区で)
能代市河戸川地区で、「白神雪中ねぎ」の収穫が盛んに行われている。雪の下で保存することで甘みが増し、市場で高い評価を得ている。農家は連日、畑の雪を寄せてネギを掘り出し、出荷作業に汗を流している。JAあきた白神(本店・同市)管内では今年度、白神ねぎの販売額が21億円以上に達して過去最高を更新中で、冬場の出荷も堅調に推移している。
春、夏、秋冬に続き真冬に出荷される雪中ねぎ。河戸川地区では、水はけが良い砂地圃場(ほじょう)の利点を生かして栽培されており、農家は昨年中に囲い作業を実施。一度掘り出したネギを4、5本ずつ束にして植え直し、不織布で覆って保存してきた。
このうち、大和農園(同市河戸川)はネギを作付けする18㌶のうち、4㌶分が雪中ねぎ。収穫作業には今月6日に着手した。22日に収穫に当たった男性従業員は「16、17日の大雪で畑の積雪が増えた。その後の暖かさで雪が水を含んで重くなり、寄せるのが大変」と話した。
同社代表で、同JAねぎ部会長も務める大塚和浩さん(63)によると、雪の下で保存したネギは甘みが増すという。「以前調べたところ、糖度は13%以上あった。市場の評価も高く、冬ならではの味覚を発信したい」と語った。県内と首都圏の市場を中心に出荷され、3月中ごろまで続く見通し。
同JAが首都圏市場を中心に売り込む「白神ねぎ」は今年度、販売額が初めて20億円の大台に乗った。今月27日時点では21億8360万円に達し、過去最高を更新中。年明け後は、河戸川地区の雪中ねぎだけでなく、ハウス内で囲った他地区のネギも出荷が続いている。販売課は「単価も高水準で推移している」とし、さらなる販売額の積み上げが期待されている。
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