
八ケ岳西麓で栽培されたブドウで造られたワインを味わう試飲会の参加者ら
長野県茅野、富士見、原の3市町村が認定を受ける「八ケ岳西麓ワイン特区」で醸造されているワインを集めた「八ケ岳西麓産ワイン試飲会in原村」が30日、原村の八ケ岳自然文化園内にあるレストラン「デリ&カフェK」で開かれた。諏訪地域を中心とした約110人が参加。特区内のワイナリーなど6社が出展して16銘柄を提供し、こだわりを持って造った地元産ワインの魅力と可能性をアピールした。
3市町村でつくる八ケ岳西麓地域共生会議と県諏訪地域振興局が主催し、2023年3月に特区に認定されてから初めて開くイベント。消費者や小売店、飲食店、宿泊施設などに参加を呼び掛け、八ケ岳西麓産ワインの認知度を高めようと企画した。
同振興局の竹花顕宏局長は「この地域は全国的にみても標高が高い特徴があり、地球温暖化が進む中、ワイン用ブドウ栽培の最適地となり得る可能性を感じる」とあいさつ。信州ワインバレー構想推進協議会副会長の花岡純也さんと茅野市のフランス料理店「オーベルジュ・エスポワール」支配人でシニアソムリエの野村秀也さんが、長野ワインの特徴を解説して出展者を紹介した。
会場では6社が赤、白、ロゼなどのワインを並べた。参加者はグラスを片手に各社のブースを回ってワインを味わい、生産者と交流した。
富士見町内でカフェの開店を控える中山悦子さん(50)は「同じ赤でも酸味や深みが違い、それぞれに特徴があっておいしい。うちの料理に合うワインを見つけたい」、茅野市内のホテルのレストランに勤務する亀山学さん(44)は「地域の特徴を生かして工夫されたワインがあり面白い。ホテルで提供して一緒に地域活性化に取り組めたら」と話した。
ワイナリー「みね乃蔵」(原村)の小林峰一代表(62)は「アピールする機会を設定してもらいありがたい。地元で愛されることが大事なので今後もイベントを続けてほしい」と期待していた。
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