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「アッタドコネ」に行列 奄美ティダの環が直売 奄美市名瀬

奄美ティダの環による有良集落の伝統野菜「アッタドコネ」の直売=26日、鹿児島県奄美市名瀬

 鹿児島県奄美市名瀬有良の伝統野菜「アッタドコネ(有良ダイコン)」の生産に取り組むNPO法人奄美ティダの環(平田暉子理事長)は26日、同市名瀬の同法人事務所前でアッタドコネの直売を行った。大小のダイコン約100本を販売し、会場は旬の味を求めて訪れた人でにぎわった。

 アッタドコネは一般的なダイコンに比べて大ぶりで、煮崩れしづらく昔ながらの素朴な味が特徴。葉はふりかけやつくだ煮、根は煮物やサラダなどさまざまな料理に使うことができる。奄美市の「一集落1ブランド」にも指定されている。

 同法人は有良集落で農園を運営し、約120アールの畑でアッタドコネを栽培している。例年9月中旬に種をまき翌年の1月中旬ごろに収穫を迎える。今年は約200本を収穫したという。

 直売は毎年恒例。この日は、午前10時の開始前から多くの人が行列をつくった。葉付きのダイコン1本300~700円で販売し、約30分間でほとんどが売れた。

 アッタドコネを購入した同市名瀬の鶴吉也さん(88)は「乾燥させて切り干し大根にしようと思う。煮物にして食べたい。おいしそう」と笑顔を見せた。

 平田理事長(82)は「有良集落でしか育たないと言われるアッタドコネを、ぜひ皆さんに食してもらいたい」と話した。

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