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夢の宇宙事業参入へ前進 豊橋のユタカサービスグループ

HOSPO社長と懇談

 自動車関連事業を展開する「ユタカサービスグループ」の大塩啓太郎社長は24日、北海道大樹町の宇宙港「北海道スペースポート(HOSPO)」=ことば=を運営する「スペースコタン」の小田切義憲社長と豊橋市中野町のユタカ本社で懇談した。今後、宇宙関連事業への進出を目指す。

懇談する小田切社長㊨と大塩社長=ユタカサービスグループ本社で

 大塩社長は、小学生の頃に見たアニメ「宇宙戦艦ヤマト」などの影響で、宇宙への強いあこがれを持っていた。神奈川県の実家には反射望遠鏡がある。高校の先輩に日本人宇宙飛行士の古川聡さんがいる。天文部に所属していた。15年前に「天文宇宙検定」を受検、2級を取ったほどの「宇宙好き」。2009年にユタカに入社。いつか宇宙関連事業に関わりたいと思っていたが、その機会がなかった。

 転機は北海道帯広市で9階建てオフィスビル「帯広大通ビル」を2024年2月に取得したことだった。HOSPOまで車で1時間弱。ユタカグループの「豊栄ビル」の大蔵晃明次長が大塩社長を案内した。大蔵次長は、大塩社長が「宇宙大好き」とは知らなかったといい、まったくの偶然だった。ここでスペースコタンとの縁ができた。大塩社長らは実業家の堀江貴文さんが出資する宇宙スタートアップ「インターステラテクノロジズ」も訪ねた。

帯広大通ビルを拠点に

 ユタカがどのように宇宙ビジネスに関わるかはこれからだ。帯広大通ビル1階部分に大型ビジョンを設置し、宇宙の映像を流す構想がある。大蔵次長は「修学旅行のコースになるとうれしい」と語った。帯広市や大樹町は今後、宇宙関連事業参入を目指すさまざまな企業が進出するとみられるが、オフィスビルやレンタルオフィスは少ない。不動産面ではそれらの企業が入居する「宇宙港ビル」の提供も想定される。

 懇談で小田切社長は「宇宙産業は裾野が広い。衣食住から参入できる」などと紹介。大塩社長が系列レストランで提供している菜飯田楽の話を持ち出すと「たれが絡むようにすれば宇宙食になる」などとアドバイスした。また「打ち上げでは、和歌山県串本町も有名になってきた。次は大樹町を有名にしたい」と意気込んだ。

 5月には大樹町でロケットの打ち上げがある。大塩社長も見学に行く予定だ。

北海道スペースポートのイメージ図(スペースコタン提供)

ことば:北海道スペースポート

 2021年4月に大樹町で本格稼働した民間にひらかれた商業宇宙港。ロケットを打ち上げる東と南に海が広がり、広大な土地による射場の拡張性の高さなどの地理的優位性がある。約40年前から航空宇宙産業の誘致を進めてきた。現在、人工衛星の打ち上げに対応した新たな射場の整備を進めている。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は今月17日、宇宙戦略基金事業の技術開発テーマの新たな実施機関としてHOSPOを選定した。基金から105億円を拠出し、射場技術を開発する。

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