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つくる喜び味わう 伝統の黒糖作り 和泊町・大城小

サトウキビの搾り汁を煮詰める作業を体験する児童ら=23日、鹿児島県和泊町の大城小(同校提供)

 鹿児島県和泊町の大城小学校(根釜恵理子校長、児童30人)で23日、伝統の黒糖作り体験学習があった。5、6年生9人を中心に全校児童が参加し、先人の苦労や自分たちで作る喜びを味わった。

 同校では1987年、校庭にサタ(砂糖)小屋とサトウキビを搾るサタグルマ(砂糖車)を設置。子どもたちにキビの植え付けから黒糖作りまでを体験させ、働く事やつくる喜び、助け合う心などを学ぶ場としている。

 この日は同校の児童、職員、保護者、学校教育活動に協力する地域住民らで構成するボランティア組織「大城小もりあげ隊」計約40人が参加。地域の山下幸秀さん、柳川敏文さんの指導の下、サタグルマなどで搾り取ったキビ汁を大釜で煮詰め、昨年度よりも多い約50キロの黒糖を完成させた。

 6年の児童2人は「煮詰めた後にかき混ぜる作業が、だんだん重くなっていくのできつかった」、「2回に分けて大釜で煮詰めたが、それぞれ黒糖の味が違った。家で母がやちむち(沖永良部島の伝統菓子)を作ってくれるのが楽しみ」、5年の児童(11)は「昨年よりたくさん黒糖ができ、少ない人数でもやればできるんだと思った」とそれぞれ感想を話した。

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