オリジナル日本酒「燦樹2025」発売 「出羽燦々」原料の純米大吟醸 3種計1800本 山大・学生協で販売
山形大学は23日、オリジナルの日本酒「燦樹(きらめき)2025」を発売した。
燦樹は、鶴岡市の山形大学農学部・高坂農場で栽培した酒米「出羽燦々(でわさんさん)」を原料にした純米大吟醸。2007年から山大の各キャンパス内にある大学生協で販売している。
「出羽燦々」は農薬と化学肥料の使用を50%以下に抑えた特別栽培米で、酒造会社の奥羽自慢(鶴岡市上山添)で醸造した。日本酒造りを学ぼうと山大生が昨年9月に高坂農場で酒米の稲刈りと11月に奥羽自慢で仕込みの一部を体験した。
販売するのは「生酒」約400本、「うすにごり」約250本、「火入れ」約1150本の合わせて約1800本。いずれも720ミリリットルの瓶入りで価格は2200円(税込み)。小白川、飯田、米沢、鶴岡各キャンパスの大学生協で購入できる。約396万円の完売を予定、売り上げの一部は「山形大学基金」に寄付し学生支援に有効活用する。

発売した山大オリジナルの日本酒「燦樹」
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