“好物”浦幌牛乳飲んで活躍して 町、日ハム澁谷選手に寄贈

澁谷投手に贈られた「森永北海道3.6牛乳」を手にする山本副町長
入寮記事に反響、千葉へ240個
“浦幌牛乳”を飲んで飛躍を-。浦幌町は、プロ野球パ・リーグの北海道日本ハムファイターズにドラフト育成2位指名で入団した澁谷純希投手(帯農高3年)に、町産の生乳を原料とした十勝浦幌森永乳業の「森永北海道3.6牛乳」を贈った。
きっかけは、澁谷投手の「勇翔寮」(千葉県鎌ケ谷市)入寮を伝える7日付の本紙記事。「好物の浦幌町産の牛乳も持ってきたかったが断念した」とのエピソードが紹介され、役場内で話題になったほか、町民からも反響が寄せられた。
「浦幌牛乳」として町民らに親しまれる「森永北海道3.6牛乳」は90日間常温保存が可能なロングライフ牛乳。濃厚な味わいで、2023年の町のふるさと納税返礼品でも1番人気だった。町内の酪農家の生乳は全て同社に出荷されている。
町が同社から1リットルパック240個を購入し、澁谷投手と勇翔寮に寄贈。22日に、千葉県内の森永乳業の営業所を通じて届けられた。井上亨町長から澁谷投手へ「失敗や挫折もあるかもしれませんが、その一つ一つを糧として乗り越えることで、大きく成長されることを信じております」などと書いた手紙も添えた。
山本輝男副町長は「浦幌牛乳を飲んでいてくれてうれしい。けががないように気を付け、早くエスコンのマウンドで投げてほしい」と期待している。
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