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宇部日報社

バス運転士が不足 路線維持に苦慮、便数少ない徳地では親が防府や周南に通う高校生を送迎【山口】

早朝で辺りが暗い中、発車する始発のバス(徳地堀のバス停で)

 全国的にバス運転士が不足する中、山口市内の一部地域でも問題が生じつつある。市は採用助成金の創設や就職説明会の開催などで人員確保、路線維持に努めているが、働き方改革に伴う2024年問題、バス会社の採算性など、課題は積み残されている。

 市交通政策課が、市内で路線バスを運行する防長交通、JRバス中国、宇部市交通局に聞き取りしたところ、現行の路線を維持するにはあと20人必要であることが分かった。運転業務の時間外労働の上限規制やインターバル休憩の義務化など2024年問題も事態を深刻化させる一因となっている。

 昨年4月には防府市大道方面から秋穂漁港入口までの区間のバス路線が廃止され、秋穂-阿知須など16便が減便となった。乗車率が低い便が削減対象で、苦情は今のところ無いというが、地域住民はさらなる廃線・減便を懸念している。

 徳地地域では防府方面の高校に通う生徒の中に、終便が早いため部活動を諦めている生徒もいる。徳山方面に通う生徒も体育系の部活が難しく、登校は早朝の始発バスに乗らざるを得ない。金銭面から早朝と夜間の暗い中、周南市方面にある険しい矢地峠を越えて自転車で通う生徒もいる。

 保護者から通学に関して相談を受ける地元の市議は「送り迎えをする保護者の負担は大変だ」と語る。

 徳地に住み、防府方面に通う高校生の子を持つ親は「平日の朝の便はあるが、部活後に帰りの便が無く、仕事終わりに迎えに行かないといけない。土・日曜はバスが無いため送迎が必要」と話す。「人員が足りない現状は理解しているし、バス会社も頑張っていることは知っているが、送迎は大変。定期代も往復分を払っているのに実質行きしか使っておらず、もったないと感じる」と語った。

 同地域では今年度末で、防府高佐波分校が閉校し、地域内の生徒はすべて地域外の高校へ通うことになり、問題はさらに深刻化しかねない。

 市も手をこまねいているわけではない。今年度の新規事業として防府市と協力してバス会社への新規就労者へ報奨金20万円を支給する制度を創設した。県央連携都市圏域の市町で協力し、バス乗務員の体験・就業説明会を開き、採用強化にも努めている。昨年度は2人が採用に結び付いた。

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