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受験生応援する言葉を 23日から上諏訪駅にボード メッセージカード祈とう 長野県

仏法紹隆寺で祈とうを受け、文殊菩薩の功徳を込めたメッセージカードなどを手にする関係者

長野県の諏訪観光協会とJR上諏訪駅(諏訪市)は23日から、同駅舎内に受験生応援ボードを設置する。地域全体で受験生を応援する企画で、6年目。メッセージカードを用意し、受験生には決意を、住民や観光客には応援の言葉を記入して掲げてもらう。17日には仏法紹隆寺(同市四賀)でカードの祈とうが行われ、知恵をつかさどる「文殊菩薩」に学業成就を願った。

メッセージカードはB6判で、黄色や水色など6色1000枚を用意。応援ボードの前で配布する。表には同寺が高島藩から授かった寺紋で、七夕に願いをしたためた「梶の葉」があしらわれている。

この日は文殊菩薩騎獅像の前にカードを並べて岩﨑宥全住職が祈とうし、関係者5人が順に焼香した。同協会の佐久秀幸会長は「地域の学生の笑顔を見たいという思いで続けている。志望校に合格し、人生の門出を祝ってほしい」と期待。上諏訪駅の箱山真樹駅長は「受験は学生の皆さんにとって人生の節目で、駅は旅立ちの舞台でもある。これまでの努力を信じ、夢に向かって進んでもらいたい」と願っていた。

設置は23日午後4時から3月13日正午まで。市駅前交流テラスすわっチャオにもカードと応援ボードを置く。

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