水の事故に備え着衣泳 児童54人が体験

ペットボトルを抱えて浮く練習をする子どもたち(串本町サンゴ台で)
和歌山県串本町ふるさと振興公社は17日、管理運営する同町サンゴ台の町B&G海洋センターのプールで「体験から学ぶ水辺の安全教室・着衣泳」を開いた。串本、古座川、すさみの3町の小学1~5年生54人が、服を着たまま海や川へ落ちた時の対処法を学んだ。 児童は服を着たままプールに入って、歩いたり泳いだりして感覚を確かめた。スタッフから「服を着てどうですか」と質問されると「服が体に張り付いて重くなった」と口をそろえ、着衣泳の難しさを実感した。 空のペットボトルを使った浮き方も体験。あおむけで胸にペットボトルを抱えたり、服の中に入れたりする方法を教わった。ライフジャケットでの浮遊や服に空気を入れて浮力をつくる体験もした。 友達が溺れたら助けを呼ぶ前にペットボトルなど浮く物を投げることや、自分が水に落ちたら背浮きをして助けを待つこと、ライフジャケットには保温効果があり、落下時の衝撃を和らげ、助けを求める笛が付いていることなども教わった。
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