クマゼミにぎやかに鳴く 本格的な夏の訪れ告げる
夏の到来を告げるクマゼミが鳴き始めている=19日午前、名蔵
石垣市内ではクマゼミが鳴き始め、本格的な夏の訪れをにぎやかに告げている。19日午前、名蔵大橋周辺ではクマゼミの雄が腹部を小刻みに震わせ「シャアシャアシャア」と大合唱していた。
石垣島地方気象台によると、今年のクマゼミの初鳴きは、12日に観測しており平年よりも5日遅い。最も早かった年は1969年の5月1日。
クマゼミの体長は6㌢程で、本州(関東)から南西諸島に分布し、八重山では8月以降に数が少なくなる。
以前は、本州のクマゼミと県内のリュウキュウクマゼミを名称で区別していたが、近年の調査で種名がクマゼミに統一された。この他に、石垣島と西表島に日本最大のセミで、体が黒く背部の所々がダイダイや茶色がかっている固有種のヤエヤマクマゼミも生息している。
気象台によると、八重山地方の向こう1週間の天気は、梅雨前線や南からの湿った空気の影響で曇りの日が続く見込みで、梅雨明けの見通しは立っていない。
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