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千歳高校で防災訓練 陸自11普連、空自2空団が協力

負傷者の搬送を指導する陸自隊員

千歳高校(増田雅彦校長)は18日、自衛隊の協力で防災訓練を行った。陸自が負傷者などの搬送を、空自が火災発生時の対応などを、それぞれ指導する手厚い内容。大阪で震度6弱の地震が発生した日に、全校生徒約1000人が熱心に学んだ。

 自衛官の募集業務に力を入れる、自衛隊札幌地方協力本部千歳地域事務所(廣瀬直樹所長)の仲介で実現した。陸自は第7師団指揮下の第11普通科連隊(東千歳駐屯地)の12人が、空自は第2航空団基地業務群施設隊消防小隊(千歳基地)の6人が講師を務めた。

 この日は校内火災を想定し、全校生徒が体育館に一斉に避難。火災警報が校内に鳴り響く中、9分弱できびきびと移動を終えた。

 陸自は負傷者が出た想定で、対象者に対して1人、2人、3人で運ぶ方法を伝授。生徒の代表約30人が実際に体験し、諸橋瑛音(えいと)さん(16)は「自衛官は背中が大きく頼もしい。直接教えてもらい、良い経験ができた」と喜んだ。

 空自は消防服の着装を1分以内でこなして見せ、航空機火災などに備える鍛錬の一端を披露。火災を発見した際の対応として「周りの人に大きな声で伝えて」「119番で状況を知らせて」などとアドバイスした。

 生徒たちは自助、共助の大切さを学びながら、自衛隊を身近に感じる機会に。廣瀬所長は「(防災は)自衛隊にとって一つの仕事。生徒たちが学び取ってくれたら」と話していた。

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