田辺花火大会募金箱を設置 50回記念で盛大に

JR紀伊田辺駅前に設置された募金箱(19日、田辺市湊で)
今年で50回目を迎える「田辺花火大会」(10月6日開催)を、節目にふさわしい盛大な大会にしようと、主催の和歌山県田辺市と田辺観光協会は県内で唯一打ち上げている2尺玉を昨年より3発多い5発、総打ち上げ数は千発多い4千発にする。19日、同市湊のJR紀伊田辺駅に2尺玉を模した募金箱を設置し、広く協力を呼び掛けている。 田辺花火大会は2004年までは毎年8月に開催され、夏の風物詩として親しまれていた。 新市誕生後の05年からは、「弁慶まつり」に合わせて秋に実施。直径480メートルに広がる2尺玉は08年に初めて打ち上げられ、以来、大会の目玉となっている。 今年の大会の予算は約1175万円で、市が145万円を出す。 企業や団体から協賛金を募るほか、広く一般にも協力を求めている。昨年は協賛金約763万円、募金約58万円が寄せられた。 2尺玉サイズの募金箱は、市役所2階ロビーと南和歌山医療センターにも設置。1尺玉や竹筒などの募金箱も市内の事業所66カ所に設けるほか、市内のタクシー70台にも置く。 田辺観光協会は「今年は節目にふさわしい豪華な大会にしたいと考えている。ご協力をお願いしたい」と呼び掛けている。
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