滝の拝でトントン釣り 古座川アユ釣り解禁
トントン釣りでアユを狙う漁協組合員(古座川町小川で)
和歌山県古座川町小川、県の名勝・天然記念物「滝の拝」で16日、アユ釣りが解禁された。古座川漁協の組合員が、針と重りだけを使ってアユを掛ける地元特有のトントン釣りをしている。 アユの遡上(そじょう)を促すため、古座川支流の小川にある滝の拝橋から滝までの間を他の釣り場より遅れて毎年6月16日に解禁している。足場が悪く、釣れる場所が限られているため、釣れるのは組合員だけ。 トントン釣りは、魚道や滝を上ろうと滝つぼ近くに集まったアユを狙う。さおを上下させて針をアユに掛ける。川底に重りが「トン、トン」と当たることが名前の由来という。 初日は減水気味で釣り人はまばらだった。午後2時半ごろから釣り始めたという地元の谷口清さん(87)は、約30分で5匹ほどを釣り上げた。大きいもので全長約16センチ。谷口さんは「全体的にサイズが小さい」と話した。 古座川漁協の橋本尚視組合長(66)は「この釣りは8月上旬まで楽しめる。これからサイズが大きくなってくるだろう」と話した。
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