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長野日報社

70回目に良い思い出を 辰野ほたる祭り開幕

大勢の子どもたちが市街地を練り歩き、ほたる祭りの開幕を飾った「ぴっかりパレード」=16日、辰野町

 伊那谷に夏到来を告げる、辰野町の「第70回信州辰野ほたる祭り」(実行委員会主催)が16日、9日間の日程で開幕した。国内有数の蛍の名所・松尾峡(ほたる童謡公園)でゲンジボタルが舞い、JR辰野駅周辺では地元を挙げて多彩なイベントを繰り広げる。初日は開幕式や新企画の「ぴっかりパレード」などを行い、第70回の節目を飾る盛大なスタートを切った。

 松尾峡―伊那富橋・平出交差点の区間が歩行者天国となり、同駅前や下辰野商店街は人であふれた。開幕式で大会長の武居保男町長は「長年にわたり、多くの人が蛍の保護に努めてくれたおかげで今日がある。70年の記念すべき祭りを楽しみ、良い思い出を残してほしい」とあいさつ。小松立樹実行委員長とくす玉を割り、開幕宣言した。

 「ぴっかりパレード」は、前年までの「ほたるのお宿うつし」をリニューアルし、老朽化した山車に代わり草花の装飾を施した人力車が登場。町イメージキャラクター「ぴっかりちゃん」が乗車し、華やかな浴衣姿でちょうちんを手にした子どもたちとともに、市街地を練り歩いた。

 空き店舗活用の休憩所・おもてなし空間や地元店舗が出店の「たつの横丁」にも大勢の来場者が訪れ大にぎわい。町内小中学生や信州豊南短期大学の学生による音楽パレード、書道パフォーマンスも熱気を盛り上げた。

 期間中は土、日曜日午後5時から歩行者天国を実施。ライブパフォーマンス(17日)やたつのピッカリ踊り(23日)を行う。町によると、松尾峡のゲンジボタルは例年比10日ほど発生ペースが早く、15日夜は3200匹余りを確認。「祭り期間の前半まではまとまった数の乱舞が見られるのでは」としている。

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