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カンムリワシ野生復帰

勢いよく飛び出して自然に帰ったカンムリワシ=5日午前

 名蔵湾沿いのみね屋付近の県道79号線の路上で保護されたカンムリワシが5日、同所に近い農地で自然に返された。カンムリワシは今年の10月21日、同所の路上で動けないでいるところを付近を車で通りかかった河野千昭さん(39)らが発見。通報を受けた環境省自然保護官事務所の職員が収容し、たまよせ動物病院(県野生動物救護獣医師)へ搬送された。

 骨折や目立ったけがはなかったものの口腔から出血があったことから交通事故に遭ったとみられる。

 治療後、11月4日からは石垣やいま村のケージに移し、野生復帰のためのリハビリを実施。ケージ内を自由に飛び回るなど体力も回復したことから自然に帰した。

 今回、放鳥されたカンムリワシはメスの成鳥で、長年にわたり付近を縄張りとして繁殖も確認されており「ポイント」の愛称で地域の人に親しまれていた。

 カンムリワシの右足には個体識別用の「6」が刻印された黒色の足環が装着されており、環境省石垣自然保護官事務所では「カンムリワシ保護活動の貴重なデータとなるので、この個体を目撃した際にはカンムリワシリサーチまで知らせてほしい」と呼びかけている。

 カンムリワシの救護は今年に入って15件発生。そのうち交通事故は8件発生し、うち1羽が死んでいる。衰弱で救護される個体も目立ち、保護された7羽のうち3羽が死んだ。

 現在はたまよせ動物病院と石垣やいま村でそれぞれ1羽が野生復帰を目指して治療中となっている。

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