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荘内日報社

厄払って良い年に 「切山椒」作り最盛期 鶴岡 年の瀬告げる縁起菓子

 鶴岡市の冬の風物詩「切山椒(きりさんしょう)」作りが市内の各菓子店で最盛期を迎えた。

 切山椒は、明治後期に一日市町(現・本町二丁目)にあった菓子店「長崎屋」の主人が東京・浅草の仲見世で酉(とり)の市で売られていた菓子をヒントに作ったのが始まりとされる。もち米に砂糖と山椒の粉を練り込んで作る短いそば状の餅菓子で、毎年12月17日の七日町観音堂のお歳夜(としや)に開かれるだるま市に、だるまとともに縁起物として並び、年の瀬の縁起菓子として100年以上も親しまれてきた。

 つるおか菓子処「木村屋」(吉野隆一社長)では、11月中旬から同市覚岸寺のファクトリーストア工場で製造を始めた。職人が板状の餅菓子を機械で裁断し、その際、刃に餅菓子がくっつかないように振ったでんぷん粉を、袋詰めする前にふるいで払う作業を行っている。13日までに、黒砂糖入りと白砂糖入りの「切さんしょ」2種類合わせて1万9200箱を販売する。吉野社長は「サンショウは家の鬼門に植えられ、厄よけの意味がある。厄を払って良い年が迎えられることを願って召し上がってほしい」と話していた。

最盛期を迎えた切山椒作り=29日、木村屋

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