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荘内日報社

庄内浜のタイ、つや姫の酢飯… 「庄内浜柿葉寿司」が完成

 庄内地方の新たな名物として農水産物などの食品加工事業などを手掛ける「出羽庄内」(鶴岡市、今野毅社長)が開発した「庄内浜柿葉寿司(かきのはずし)」が完成し、14日、関係者を集めた試食会が鶴岡市文化会館「荘銀タクト鶴岡」で開かれた。一般販売は8月ごろを予定している。

 庄内浜柿葉寿司は庄内が誇る米と特産物を組み合わせて新たな名物を生み出し、広く庄内をPRしようと昨年2月から開発。庄内浜文化伝道師で同市三瀬の老舗旅館「坂本屋」の石塚亮さんが商品をプロデュースした。

 庄内浜で水揚げされたタイは一部だけをあぶり赤い色が残るように工夫。さらにうま味を加えるためとろろ昆布を挟み、庄内産つや姫の酢飯の上に載せて押しずしにし、塩漬けにした庄内柿の若葉で包んだ。口取りとして温海カブの漬物とエイヒレを干した「カラゲ」の煮付けを添え、パッケージはオレンジ色で庄内柿をイメージ。庄内の食文化の豊かさが伝わる“一箱”に仕上げた。

 試食会には土産品店や商工、行政関係者など約40人が出席。仲川昌夫専務が「庄内浜の魚は新鮮でおいしく生で食べる機会が多いが、加工して全国に発信しようと開発した。地域でブランドづくりに取り組みたい」とあいさつ。石塚さんが商品のこだわりを説明し、「奥深い味わいを楽しんで」と話した。出席者は「柿の葉の香りが良くておいしい」「パッケージもかわいい」「季節に合わせて魚を変えては」などと意見を出していた。

 23日(土)、24日(日)の両日、酒田市公益研修センターで開かれる「酒田ととけん応援まつり」で先行販売する。両日とも限定50食で1食1200円。

庄内地方の新名物として開発された「庄内浜柿葉寿司」

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