全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

自分たちも介護家族の“応援者” 櫛引東・西・南3小学校 認知症サポーター養成講座

 鶴岡市の櫛引地域の3小学校で18、19の両日、認知症サポーター養成講座が行われ、子どもたちが認知症の当事者やその家族の応援者であることを学んだ。

 櫛引地域の小学校では、福祉学習の一環として、認知症について正しく理解する学習を行っている。同市社会福祉協議会「地域包括支援センターくしびき」の協力で、18日は西小、19日は南小と東小で講座が行われた。

 このうち櫛引東小(芳賀恵美校長、児童69人)では4年生8人が受講。初めに日本は超高齢化社会と言われ、3―4人に1人が65歳以上の高齢者で、そのうち5人に1人が認知症であることや、脳の中の“記憶の壺”が壊れることで新しいことを覚えられなかったり、物忘れすることなどをスライドで学習。その後、センター担当者が認知症のお年寄り役、教頭と担任が小学生役になり寸劇を披露。道に迷ったお年寄りへの声掛けや家族の対応などを分かりやすく紹介した。

 担当者の「認知症になった人が失敗をとがめられたりするとますます元気がなくなり、症状も悪化する。大丈夫だよと分かってあげることで、改善したり症状の悪化が緩やかになる」という説明に、子どもたちも「優しく声を掛けてあげたい」「認知症について知ることができて良かった」などと話していた。

 櫛引東小では4年生の総合学習のテーマが「福祉」で、高齢者理解や認知症サポーター講習、「桃寿荘」訪問などを行っている。

先生たちも参加した寸劇で認知症への理解を深めた=19日、櫛引東小

関連記事

荘内日報社

綱のし神事で祝う 改築「蔵SHOP」に掲げる 竹の露酒造場

 大みそかから元旦にかけて鶴岡市羽黒町の出羽三山神社で行われた松例祭で、地区の若衆が担いだ引き綱を奉納する「綱のし神事」が14日、羽黒地域の酒造会社、竹の露酒造場で行われた。竹の露では昨年、築370年の...

「特殊詐欺に注意」カード風ポスター 帯広署研修中の落合巡査制作

 帯広署で実務研修中の道警の落合七菜華(ななか)巡査(23)が、特殊詐欺への注意を呼び掛けるポスター「『トクシュサギ』という名のツル」を制作した。落合さんは「詐欺の手口は新しいものが出てきている。...

宇部日報社

バス運転士が不足 路線維持に苦慮、便数少ない徳地では親が防府や周南に通う高..

 全国的にバス運転士が不足する中、山口市内の一部地域でも問題が生じつつある。市は採用助成金の創設や就職説明会の開催などで人員確保、路線維持に努めているが、働き方改革に伴う2024年問題、バス会社...

元ドラゴンズ投手・岩瀬さんがプロ野球殿堂入り

 今年の殿堂入りのプレーヤー表彰が16日発表され、愛知大学野球部出身で中日ドラゴンズ元投手の岩瀬仁紀さん(50)がオリックス、マリナーズで活躍したイチローさん(51)とともに選ばれた。大学、社会人時代で...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク