参道を真っ赤に染める長円寺のカエデ
紅葉の名所として知られる長野県茅野市穴山の長円寺(宮里孝憲住職)で、境内のカエデが例年より1週間以上遅れて見頃を迎えた。独特の目の覚めるような赤色が境内を染め、県内外から訪れたアマチュアカメラマンや観光客、地元住民らの目を楽しませている。
約120年前に京都から移植されたという「一行寺楓」。十数本が、参道の樹齢約300年の杉や、石仏百体観音と共演。山門脇ではイチョウの大木も紅葉真っ盛りで、黄色と青空のコントラストも楽しめる。朝霧に包まれた幻想的な紅葉を狙って訪れるカメラマンもいるという。
静岡県から訪れた姉妹らは「ネットで調べて初めて来たが紹介文通り、赤、黄、緑のコントラストがすてき。ちょうどいいタイミングでよかった」と話していた。
宮里住職は「やっと、いつもの真っ赤な紅葉になってくれた。16、17日のライトアップも楽しんで」と話している。
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