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自然環境功労者大臣表彰と野生生物保護功労受賞報告 県に伊澤教授と㈱とかしき

「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰の伊澤雅子教授(中左)と㈱とかしきの大城秀幸会長(中右)、遠藤周平さん(右)。左は大浜浩志環境部長=11日、県庁

 【那覇】イリオモテヤマネコなどの生態研究をする琉球大学理学部の伊澤雅子教授と㈱とかしき=渡嘉敷村=が11日、県庁を訪れ、大浜浩志環境部長に自然環境功労者環境大臣表彰と愛鳥週間野生生物保護功労者表彰の受賞を報告した。

 調査学術研究部門で「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰を受けた伊澤教授は、イリオモテヤマネコのほか、クビワオオコウモリやケナガネズミ、ヤンバルクイナなど琉球列島の希少種の生態を研究するとともに、県の自然環境保護審議会の委員を務めるなど、自然環境の研究、普及啓発活動に取り組んだことが評価された。

 ㈱とかしきは、愛鳥週間野生生物保護功労者表彰で環境省自然環境局長賞を受賞。ベニアジサシの国内最大の繁殖地「チービシ」で2003年から環境省や県、渡嘉敷村などと協力してアジサシ類に配慮した観光を行うほか、繁殖地保護のため立ち入り防止柵や看板の設置など観光客へ注意喚起を行い、2017年度はベニアジサシ1640巣、エリグロアジサシ70巣の巨大コロニーが確認された。

 伊澤教授は「研究を続けてきた三十数年間で、ヤマネコをめぐる環境も変わり、新しい問題が次々と発生している。私たちの研究が少しでも役に立つようこれからも取り組んでいきたい」と述べた。

 大浜部長は「20世紀最大の発見とまで言われたイリオモテヤマネコの生態の一端が解明されたことや県の自然保護に寄与したことが大きく評価された」と受賞を喜んだ。

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