美肌温泉証の認定を受けたプラザ緑風の温泉
しほろ温泉プラザ緑風(士幌町下居辺西2線、三浦琢磨支配人)は化粧品大手ポーラ・オルビスホールディングス(東京)が認定する「美肌温泉証」を、十勝で初めて取得した。道内でも札幌市内の銭湯に次ぎ2例目。同社が分類する7種の美肌泉質のうち、不要な皮脂を取り除くクレンジング効果がある「メルディング浄化温泉」に認定された。三浦支配人は「温泉の湯の美肌効果が科学的に証明されてうれしい」と話している。
ポーラ・オルビスホールディングスは、2021年から温泉が肌に及ぼす影響を研究。科学データを取得して効能を訴求する目的で、応募のあった温泉を調べ、一定の基準をクリアした泉質を認定する取り組みを行っている。
プラザ緑風は、温泉の付加価値を高めようと、今年6月に応募。10月29日に全国で39例目の認定を受けた。分析の結果、不要な皮脂を適度に除去して角層のうるおい力を高め、みずみずしく、すべすべな肌をつくる効果があることが明らかになったという。
プラザ緑風は第三セクターの「ベリオーレ」(柴田敏之社長)が運営。地下1400メートルからくみ上げる源泉掛け流しのモール温泉が特徴だ。泉質はナトリウム塩化物泉で神経痛や関節痛、切り傷などに効能がある。
現在は25年春のリニューアルオープンに向けて再整備を行っており、臨時休業中。三浦支配人は「再開後は、何度も足を運び心身共にリフレッシュしてもらえれば」と展望を語る。
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