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ナンヨウショウビン飛来

青い体色が美しいナンヨウショウビン=10月25日午前、市内の海岸

市内海岸で確認

 ナンヨウショウビン1羽が10月25日、石垣市内の海岸に飛来した。

 ナンヨウショウビンは、アカショウビンなどと同じカワセミ科の鳥で体長は23~25㌢。頭から背中、尾羽にかけて青緑色で腹部は白い。非常に多くの亜種に分けられ、同じ種類とは思えない色のナンヨウショウビンも存在するが、今回確認されたのはインドネシア周辺に分布する亜種と見られる。

 沖縄本島の漫湖では、2017年8月から翌年までの間、滞在して冬を越した。今年は、10月には宮古島でも確認されている。

 この日、ナンヨウショウビンはカニやヤドカリなどを捕まえて食べていた。

 発見者の中本純市さんは「近隣の迷惑にならないようにマナーを守って、静かに見守ってほしい」と話している。

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