関西プレーオフに挑戦 カナリーニョFCリオ
関西地域プレーオフに臨む「カナリーニョFCリオ」の選手たち=提供
和歌山県の田辺・西牟婁の中学生サッカークラブ「カナリーニョFCリオ」が11月、高円宮杯全日本U―15(15歳以下)サッカー選手権大会(日本サッカー協会主催)の関西地域プレーオフに臨む。初戦の会場は拠点とする上富田スポーツセンター(上富田町)で、選手は保護者らの声援を背に戦う。
カナリーニョは、3月から10月まであった今季の県1部リーグで13勝3敗2分の2位となり、7年連続でプレーオフの出場権を得た。優勝は和歌山市のチームだった。
カナリーニョの渡辺慎二代表(45)は「優勝したチームとの直接対決で敗れたものの、選手たちはモチベーションを落とすことなく、最後までしっかり戦ってくれた。試合の途中で出場したり、出なかったりした選手たちの存在も大きかった。高木達矢監督が一体感を大切にするチームをつくってくれた」と振り返る。
プレーオフには50チームが参加し、25チームずつに別れてトーナメント戦を戦い、各優勝チームが本大会の出場権を得る。
カナリーニョは11月2日午後0時15分から、上富田スポーツセンターで兵庫代表チームと対戦する。プレーオフでは過去6年で1勝しかできていないという。津村良介主将(3年)は「持ち前の粘り強さを生かし、チーム一丸となって戦いたい」と決意を話している。
津村主将以外のメンバーは次の皆さん。
3年=田上蓮人、濱中亮、南晴登、上村力也、安山旺汰、河田留唯、明山叶夢、好口慶侍郎、岩本音耶、宮本音弥、楠本昴流、坂井俊紀、橋本瑛蔵、柴田悠斗、平野蒼空、小森珀空、小倉吏央、中松昇汰朗、曽輪大翔、中野奏次郎▽2年=山本大惺、土井進成、芝﨑海心、白井陸、谷端悠
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