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宇部日報社

山口県の天然記念物ノハナショウブ見頃

 山口市稔畑(下小鯖)の山中に自生する県天然記念物のノハナショウブが見頃を迎えている。雨にぬれ、鮮やかさを増した濃淡の紫や白色の花が訪れた人を楽しませている。ノハナショウブは、標高約380メートルの山中の保護柵で囲まれた約1500平方メートルの湿地帯に自生している。土地を所有する地元の中川守さん(84)が「より多くの人に楽しんでもらいたい」と、40年以上前から周辺の草刈りや湿地帯の雑草取りなどの管理を行っている。敷地内にはサクラやツツジ、アジサイも植えられており、小鳥のさえずりを聞きながら、ゆったりとした時間を過ごすことができる。

 中川さんによると、開花は例年に比べて10日ほど早く、今週末までが見頃だという。「先週末から花が一斉に開き、近年では一番の美しさ。訪れてよかったと思ってもらえるとうれしい」と笑顔で話した。自生地までは、国道262号から県道山口徳山線に入り約5キロ進むと案内板がある。そこから山道を約1・5キロ。

見頃を迎えたノハナショウブ(稔畑の自生地で)

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