「平核無」収穫が最盛期 庄内柿の主力品種 各農家大忙し
庄内柿の主力品種「平核無(ひらたねなし)の収穫が最盛期となった。主産地の鶴岡市羽黒地域では各農家が大きく実った柿を一つ一つ丁寧にもぎ取り、コンテナに入れて集荷場に運ぶ作業を繰り返している。
庄内柿は石橋早生、刀根早生に続いて平核種が収穫期を迎える。羽黒町猪俣新田の柿畑で作業を進める庄内柿生産組織連絡協議会の岡部順会長(56)によると「今年の作柄は過去最高。5月17日の爆弾低気圧で枝がよじれ、その影響が出ないか心配したが、大玉で色づきもいい。L玉比率65%(JAが定める目標数値)は超えるだろう」とみている。
平核無の収穫は来月15日ごろまで。集荷場で選別された柿は主に最大消費地の北海道へ向けて出荷される。

「柿にマヨネーズをかけてサラダのようにして食べるとおいしいよ」と話しながら収穫する岡部会長
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