今年度の「人権の花」運動の指定校に選ばれた石垣小学校の児童ら＝28日午後、同校体育館

　石垣小学校（真玉橋真由美校長、378人）で28日、2024年度「人権の花」運動の花の苗植え付け式が行われ、マリーゴールドの苗をプランターに移植した。児童らが育てる。開花式は1月末を予定している。

　同運動は、命を大切にする心や相手への思いやりの心を持って基本的人権の尊重の精神を身につけてもらうことを目的としている。

　式では6年の小澤花音さんと西里依愛さんを先導に全児童で「種をまこう」のメッセージを朗読。児童6人と関係者で苗をプランターに植え付けた。人権イメージキャラクターの「人ＫＥＮまもる君」と「人ＫＥＮまもこちゃん」も登場し、植え付けを見守った。

　児童を代表して6年の浅野瑞稀さんと新城桃子さんが「人権運動を通して優しく花を育てる心を持ち、優しい心で育てた花でいっぱいにしたい」と決意を述べた。

　真玉橋校長は「みなさんで頑張りましょう」と呼びかけ、石垣市人権擁護委員協議会の森永用朗会長は「花を育てて命を大切に、思いやりの心や優しい心を大事にしてほしい」、中山義隆市長は「学校中にかわいい花が咲いてくれることを期待したい」と激励した。