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県民カレッジが開講 受講生22人、薬膳料理学ぶ

国際中医薬膳師の石井早苗さん(左)から薬膳料理を学ぶ受講生=10日午前、石垣市健康福祉センター調理室

 「やいま 再発見!」をメーンテーマとした2018年度おきなわ県民カレッジ広域学習サービス講座(沖縄県教育委員会主催)が10日、開講した。同日午前、第1回講座「食べる健康 島野菜で長夏のかんたん薬膳」が石垣市健康福祉センター調理室で開かれ、受講生22人が梅雨時期に最適な薬膳料理を学んだ。

 県民カレッジは、八重山にちなむ生涯学習を通して、学習成果を日常生活に活用、地域づくりに貢献することを目的に実施。

 本年度は9月までに計4回展開し、▽紙すき体験▽夜空と星文化▽西街道の史跡探訪ーに理解を深める。

 第1回講座では、国際中医薬膳師の石井早苗さんが講師を務め、体内の湿を取り除き、気の巡りをよくする「党参入り豚の中身汁」など4品の調理法や下処理のポイントを指導した。

 講座に先立ち、開講式で県八重山教育事務所の宮良永秀所長が「楽しみながら、コミュニケーションを取りながら、互いにより良い生活ができるよう学んでいきましょう」とあいさつした。

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