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ノーザンファームミックスセール盛況 落札総額42億円 苫小牧

苫小牧市美沢のノーザンホースパーク(吉田勝己代表)は22日、主に安平町の生産牧場ノーザンファーム(同)の繁殖牝馬、当歳(0歳)馬を取引する競り市「ノーザンファームミックスセール」を開いた。3年目を迎え、取引は前年より12頭多い計116頭、落札総額は前年比約86%増の42億3250万円で同セール史上最高。同牧場の吉田俊介副代表は「平均落札価格も昨年の倍近い活発なセールだった」と総括した。

当歳馬の最高値で取引された「マーゴットディドの2024」

 同牧場は、繁殖牝馬の血統を入れ替えようと、2019年から自前の競りを主催し、22年からは当歳馬も加えた現セールに衣替え。国内最大の競り市セレクトセールの取引価格が年々高騰する中、独自セールでより購入しやすい環境を整えている。今年も国内外の馬主や牧場関係者が訪れ、4時間半にわたって競りを繰り広げた。

 当歳馬は、上場した52頭がすべて取引される落札率100%で、落札総額は35億5500万円。最高値はキタサンブラック産駒の牡馬「マーゴットディドの2024」で、2億9000万円で落札された。1頭当たりの平均落札額は6837万円で、前年を3364万円上回った。

 繁殖牝馬は、上場74頭に対し、取引は64頭で、落札率は86・5%、落札総額は6億7750万円だった。1頭当たりの平均落札額は1059万円で、前年を約180万円下回った。最高値はグレナディアガーズ産駒を受胎している12歳の「ラクアミ」で3800万円だった。

 吉田副代表は「1回目のミックスセール出身馬が既にデビューし、順調に好成績を残してくれ、セールの認知度を上げてくれたと思う」と盛況となった競りを喜び、「今年はさらに魅力的な馬をラインナップできた。上場馬を増やしていくことは使命かなと感じている。これからも充実したセールにしていきたい」と熱を込めた。

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