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北羽新報社

マガンの飛び立ち、迫力の光景 能代市・小友沼に今年も渡り鳥集結

餌場に向かうため、一斉に飛び出すマガンの群れ(22日午前6時20分ごろ、能代市の小友沼で)

 渡り鳥の飛来ルート上にある能代山本地方。中でも、国内有数の飛来地として知られる能代市の小友沼には今年も南下中の渡り鳥が数多く集まっている。朝方には餌場に向かって一斉に飛び立ち、迫力あふれる光景が広がっている。22日はマガンやハクチョウ類など約3万5千羽が集まり、大きな羽音を響かせながら飛び立つ姿が見られた。

 小友沼で野鳥の観察活動を行うおとも自然の会(牛丸武久会長)の記録によると、今年は10月に入ってから渡り鳥の数が徐々に増加。10日には飛来数が1万羽に達し、現在は3万羽を超えている。
 22日早朝はマガン約3万5千羽、ハクチョウ類約200羽、オナガガモやスズガモなどのカモ類約100羽、シジュウカラガン8羽が沼で羽休め。午前5時50分ごろになると大きな羽音を響かせながら飛び立ち、上空を旋回したり、餌場に向かって行ったりし、迫力のある光景が広がった。いったん沼に降りて来るマガンも目立ち、同6時20分ごろにもまとまって飛び立って行った。
 牛丸会長は「今がちょうどピークを迎えており、渡り鳥の観察を楽しみたい人はぜひ来てほしい」と話していた。
 渡り鳥は大潟村などの田んぼで落ち穂を食べ、夕方ごろになると小友沼に帰って来る。例年は沼が凍る時期になると、宮城県や新潟県に南下して冬を越すといい、来年の北帰行の時期になると再び小友沼に戻って来る。
 同会は、観察の際は渡り鳥を逃がさないため、車で沼に近づく時はライトを消し、クラクションを鳴らさないように求めている。

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