にぎやかに渡御行列 舟だんじりやみこし みなべ鹿島神社例大祭

渡御で子どもたちが引いて進む舟だんじり(20日、和歌山県みなべ町芝で)
和歌山県みなべ町埴田、鹿島神社(亀井隆行宮司)の秋の例大祭が20日に営まれ、舟だんじりや獅子舞、みこしなどのにぎやかな渡御の行列で活気づいた。
午前は神社で神前式をし、午後は同町芝の片町公園の御旅所で渡御式があった。北道、東吉田、新町、埴田、芝﨑、千鹿浦、栄町、南道、片町の9地区の区長や総代らが玉串をささげた。
ともに南部中学校1年生の山本愛唯音さん(13)と種治美友さん(12)が、巫女(みこ)の舞で豊栄の舞を奉納。2人は初披露で「緊張したけれど楽しかった」「間違えずに舞えて良かった」と話した。
その後、神社に向けて渡御があり、見物人が見守る中、笛や太鼓、かけ声を響かせ、各地区ののぼりやみこし、獅子舞などの行列が進んだ。
田辺城主・安藤直次(1554~1635)が入城の際に用いたとされる軍船の「舟だんじり」も登場し、子どもたちが元気に引き、御船歌も歌った。南部小学校6年の西野琉君(11)は「みんなで一緒に引くのが楽しい」と話した。
亀井宮司(51)は「天候に恵まれ、素晴らしい例祭を斎行することができた。これからも平和に祭りが続けられることを願っている」と語った。
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