
伝統のそばを提供した「行者祭り」。地元内外からの老若男女でにぎわった
長野県伊那市内各地で約1カ月にわたって新そばの催しを繰り広げる「信州伊那 秋のそば満喫月間」が20日、同市荒井の「行者そば祭り」を皮切りに始まった。会場の内の萱スポーツ公園には長い行列ができて、老若男女が上伊那産の伝統のそばに舌鼓を打った。約1050食分を用意していたが、追加で手打ちして提供するほどの盛況ぶりだった。
行者そばは奈良時代に修験者が修行途中に内の萱へ立ち寄り、住民のもてなしに感謝してそばの種を残したという言い伝えがある。祭りは地域振興のため始まり、現在は荒井区が主催。今年で36回目。
区民有志と信州伊那そば打ち名人の会の計10人が手打ちした。辛味大根おろしと焼きみそを入れた「からつゆ」で食べるのが伝統。しょうゆつゆも用意し、来場者は早速すすって味わった。両親らと訪れた地元の小学2年生の堀内優吾さんは「(屋外が)寒いけどおいしい」と笑顔。
守屋明区長(74)は「今年は祭りを運営する力を災害時に役立てようと区の防災訓練を兼ねて開いた。多くのお客さんが来てくれて報われた」と話した。会場には段ボール製簡易トイレの作り方などを紹介するコーナーも設けた。
市内では信州伊那新そばまつり(26、27日、みはらしファーム)、高遠そば新そば祭り(11月2~10日、高遠城址公園)、西春近の新そば祭り(同月3日、西春近公民館)も開かれる。
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