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紀伊民報社

センダン栽培 ケヤキの代替品に

センダンの成長具合を調査する職員(すさみ町佐本東栗垣内で)

 和歌山森林管理署(和歌山県田辺市新庄町)は、木目が美しく成長が早いセンダン(センダン科)を高級木材ケヤキ(ニレ科)の代替品として使おうと植栽試験を続けている。近畿中国森林管理局全体で取り組んでおり、紀南地方が栽培に適していることが分かってきた。

 近年、林業関係者の高齢化や立木価格低迷による採算性の悪化、環境保護によって輸入広葉樹の確保が難しくなるなど、林業を取り巻く環境は厳しくなっている。対策の一つとして、成長が速く短期間(15~20年)で伐採でき、優れた材質で合板などの加工木材の原料に適しているセンダンの栽培に目を付けた。萌芽(ほうが)するため、伐採後に植栽が必要ないのも利点としている。  森林管理局では2015年から取り組み、直径30センチ以上、長さ3メートルの直材を目指している。管内11カ所で地域間や肥料の有無による生育状況の変化、シカの嗜好(しこう)性なども調べている。  和歌山森林管理署では16年4月からスタート。すさみ町佐本東栗垣内の国有林で、苗木計22本を使って試験をしている。真っすぐ伸びるように芽かき作業もしている。  植栽時は約20センチ~110センチだったものが半年で約50センチ~165センチに成長した。2年後の5月下旬の調査では4メートルを超えたものもあった。他の地域の試験地よりも成長が良いという。  肥料の有無は初期成長に影響はあるが、大きくなると差が縮小するため、無肥料でも栽培が可能とみている。適地の条件は降水量が多く、気温が高い、土壌が柔らかい、透水性が高いことなどを上げている。ただ、シカの嗜好性があり、食害対策は必要と指摘している。  和歌山森林管理署の木村崇人地域林政調整官は「遊休農地などが植栽地に適しており、有効活用できればと思っている。さらにセンダンとスギとの混植が可能なら収入の機会が増える。マホガニーやチーク材に匹敵する材質と美しさを持ち、将来的には高級材として輸出できる可能性も出てくる」と期待している。

 センダン 伊豆半島以西の本州や四国、中国、九州、沖縄に分布する。大きなものだと樹高が30メートルに達する。直径1メートルになるものもある。造林は比較的簡単だが、産業用としては未開拓。5~6月に薄紫の小さな花を多く着ける。

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