講座で学ぶ地元産業 東部中で初の「キャリアシンポジウム」 長野県茅野市

東部中で初めて開かれた「キャリアシンポジウム」で質問する3年生
長野県茅野市の東部中学校は総合学習の一環として11日、諏訪地域の企業や事業所など計21団体が特色ある講座を繰り広げる「キャリアシンポジウム」を同校で開いた。初の試みといい、全校生徒395人が参加。生徒たちは希望を提出した講座を各教室で受講。1、2年生が地元の産業や取り組みに理解を深めた一方、茅野地域への提言に向けて準備を進める3年生は、市や地域の在り方について講師と盛んに意見を交わした。
シンポジウムを提案した同校の清水映里教諭(26)によると、地元を支える人たちの思いや意見を直接聞ける機会を設けたい思いから企画。各学年で学習の目的が異なるといい、1、2年は地元の職場を学ぶキャリア教育としての側面が強く、3年は年内に控えた提言に向け、より多角的な意見を取り入れてほしい考えだ。
この日は茅野市役所、ダイナ楽器、テンホウ・フーズ、池の平ホテル&リゾーツ、カゴメ富士見工場、諏訪圏フィルムコミッションなどが講座を設け、各団体の掲げる理念や地元での取り組みなどを紹介した。
このうち、茅野市観光課の3年生向け講座には18人が参加。近年の観光客の動向やプロモーションなどの話を聞き、「インタビュー」の時間では「新規の観光客に来てもらうための工夫は」「パンフレットはどのようなところに置いているのか」といった質問を寄せた。
講座で熱心にメモを取っていた3年の河西隼叶さん(14)は、提言の一環として「縄文遺跡を巡るサイクリングツアー」のPR動画を撮影・編集し、市のユーチューブチャンネルに載せたいといい、「実現に一歩近づいたのでは」と笑顔で話した。
清水教諭は「来年以降も同様の取り組みを実施したい」と意気込み、「賛同してくれる地元の企業や事業所があれば、声を掛けてくれるとうれしい」と話していた。
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