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今後の観光のあり方探る 市観光プラットフォーム会議

第1回石垣市観光プラットフォーム会議で、今後の市の観光のあり方について意見を交わすパネリストら=8日夕、市健康福祉センター

 2018年度第1回石垣市観光プラットフォーム会議(市主催)が8日夕、石垣市健康福祉センターで開かれ、観光業者らがパネルディスカッションを通して市の今後の観光のあり方を探った。世界自然保護基金(WWF)サンゴ礁保護研究センター長の鈴木倫太郎氏ら9人がパネリストとして、アンケート結果を基にそれぞれの立場から意見を交わした。市観光アドバイザーの谷口正和氏が司会を務めた。

 鈴木氏は自然環境への影響について「観光基本計画を具体的にどうしていくかまで踏み込んでさまざまな立場の人から意見を聞くことが重要。資源である自然を守ることによって観光客も恩恵を感じる。持続可能な観光を目指していく必要がある」と指摘。

 八重山高校教諭の伊集満枝氏は「島の子どもたちが何も知らない。島にいる間に魅力や足元にある宝に気づいて、自分のアイデンティティーを意識してもらいたい」と述べ、人材育成の重要性を強調した。  東海交通合資会社代表の請盛真実氏はクルーズ船が寄港した際に市街地でバスやタクシーが不足することに触れ、「国内の観光客に非常に迷惑をかけている。交通環境について市全体で考え、石垣島の魅力をつくりあげていかないといけない」と危機感を口にした。

 このほかに、パネリストの1人から「観光客の増加で石垣の観光産業は潤っているように思うが、なかなか従業員に還元できていない気がする。一般市民が恩恵を受ける仕組みをつくっていく必要がある」との提起もあった。

 パネルディスカッションを前に「世界に学ぶデザインシティーの魅力」の演題で講話した谷口氏は、スペイン北部のビルバオという町やタヒチ、フィジーなどの事例を紹介し、「小さくてもいいから、このかいわいを徹底的にきれいにするといった時間をつくること、発火点をつくることが重要」などと助言した。

 冒頭、中山義隆市長は「上がった意見を参考にしながら観光施策がよりよいものになるように職員一丸となって頑張っていきたい」とあいさつした。

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