
益子さん(左)のアドバイスを受け、バレーボールを使ったリレーに臨む選手
「監督が怒ってはいけない大会」と題した小学生バレーボール大会が5日、長野県岡谷市民総合体育館で開かれた。元バレーボール女子日本代表の益子直美さん(58)が中心となって全国で展開している大会で、県内では昨年、茅野市で開いたのに続いて2回目。監督や選手が一緒になって楽しくプレーした。
県内の小学生150人と監督や保護者らが参加した。試合前のセミナーで益子さんは、スポーツマンという言葉の語源が「良き仲間」を意味していたと紹介。プレーのレベルや大会の成績に関係なく、良い試合を実現しようとする人がスポーツマンであると話した。
選手は「優しい声を掛ける」「相手も自分も高め合う」姿勢が大切と語り、バレーボールを使ったリレーをしたり、監督がサーブで人形を狙う的当てに、大きな声援を送ったりした。
指導者が怒ると「×」マークがついたマスクを着用する交流試合も行い、楽しむプレーを実践。昨年に続いて参加した富士見サンキッズ主将の児童(12)は「スポーツマンに対する考え方が変わり、自分にもなれる気がした。仲間への思いやりが強さになる」と話していた。
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