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荘内日報社

鶴岡・丸岡城跡 初の「野だて」

うららかな陽気の中、「千代の桜」の下で野だて。着物姿の女性たちが抹茶を楽しんだ

 鶴岡市丸岡の丸岡城跡(県指定史跡)で21日、茶会が開かれた。大きな桜の下で野だてが行われ、風に吹かれて散る花を眺めながら参加者たちが楽しいひとときを過ごした。

 丸岡城跡そばの天澤寺は戦国時代の勇将・加藤清正公のゆかりの地。江戸幕府に領地を没収され、庄内藩へ配流となった加藤清正公の嫡男・忠廣公は清正公の遺骨を丸岡に移し、五輪塔を建立するなど供養したとされる。一方、丸岡城跡の史跡公園ガイダンス施設「楽朋館」は、鶴岡市鳥居町にあった日向家住宅を移築復元させたもので、鶴岡にゆかりのある作家・横光利一の妻、日向千代の生家でもある。こうした先人をしのびながら楽しい茶席を設けるとともに、丸岡城跡や日向家住宅を広く知ってもらおうと茶道裏千家の山中宗克社中の主催、荘内加藤清正公忠廣公遺蹟顕彰会の共催で今回初めて茶会を企画。

 この日の茶席は、楽朋館での本席(薄茶)と城跡内での野だての2席が設けられた。このうち野だては、日向千代にあやかって顕彰会が「千代の桜」と呼ぶ大きな桜の下で行われ、午前中は15人ほどの着物姿の女性が抹茶を楽しんだ。

 天候にも恵まれてうららかな陽気の中、風に吹かれて散った桜の花びらが舞う様子に参加者たちは「とても幸せな時間だのー」と笑顔。運ばれてきたお菓子と抹茶を味わい、月山や金峯山の姿を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごしていた。

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