船山古墳の盛土断面を展示
豊川市の市指定史跡・船山第1号墳から
豊川市の市指定史跡・船山第1号墳(八幡町上宿)の墳丘盛土確認調査で採取した、盛土の構造が分かるはぎ取りを、同町忍地の三河天平の里資料館で展示している。 調査は昨年6月から今年1月まで実施。現在露出している盛土の断面は、今後歩道拡幅に伴う擁壁設置工事でコンクリートで覆われるため、その一部をはぎ取ってパネルに納め、保存・展示することになった。 パネルは幅1㍍、高さ2・4㍍で、古墳が造られた地表面から約2㍍にわたり、旧表土の土とブロック状に切り取って利用した「土塊状盛土」の様相が観察できる。 有力な豪族の墓と考えられる船山古墳は5世紀後半ごろの築造とされ、当時この工法は畿内以外の地域では珍しいことから、畿内勢力の影響を受けて築造が進められたと推測される。 三河天平の里資料館は入館無料。火曜と国民の祝日の翌日、年末年始が休館。
関連記事
手作り防災マップ制作 白浜第一小五年生
和歌山県白浜町の白浜第一小学校5年生22人は、学校周辺や通学路を歩き、危険な箇所や安全な場所をまとめた防災デジタルマップを作った。 楽しみながら子どもの防災・防犯の安全意識向上につなげよう...
苫小牧総経高 生徒開発パンなど3品試食 商品化目指す
苫小牧総合経済高校流通経済科の3年生33人が開発を進める新商品12品のうち3品を、菓子・パン製造販売三星(苫小牧市糸井)が試作し11日、同校で試食会を開いた。生徒から改良点などの意見を聞き、11月...
被爆体験者鶴岡市・洋画家 三浦さん「こんなうれしいことない」 被団協 ノーベ..
ノルウェーのノーベル賞委員会は11日、日本全国の被爆者でつくる「日本原水爆被害者団体協議会」(被団協、東京)の2024年ノーベル平和賞受賞を発表した。被爆者の証言を世界に訴え、核兵器のない世界の実現に...
1日署長にアルパカのソニア 園児らと詐欺被害防止など呼び掛け【宇部】
全国地域安全運動(11~20日)に合わせ、宇部警察署(大浴信正署長)は12日、ときわ動物園(多々良成紀園長)で飼育するアルパカの雌ソニア(7歳)を一日署長に任命した。委嘱状交付式には近くの大...