児童がホタル採集、来季へ準備

雄と雌の選別を行う子どもたち(吉敷川良城橋付近で)
良城小(増野淳一校長)の5、6年生21人でつくるホタル委員会(出井薫子委員長)は7日、山口市吉敷佐畑1丁目の吉敷川良城橋付近で、ホタルの成虫を採集した。吉敷地区地域づくり協議会(小田秀昭会長)主催。子どもたちは虫籠と懐中電灯を手に、河川沿いの草むらに分け入ってホタルを探した。最初はなかなか見つからなかったが、しばらくするとあちこちから「捕まえた!」と声が上がるように。発光器の数で雄と雌を分別して、水ゴケを入れた籠に入れていった。
採集したのは雄8匹と雌61匹。同小のホタル飼育小屋で2万匹を目標に産卵・ふ化させ、カワニナなどを与えて育成し、9月に放流する。環境汚染などで姿を消したホタルを復活させようと始まった取り組みで、今年で20年の節目を迎えた。
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