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ツマアカスズメバチ侵入か 特定外来生物 トラップ設置で情報収集

特定外来生物に指定さてれいるツマアカスズメバチ(環境省提供)

ツマアカスズメバチを捕獲するための誘因トラップ(環境省提供)

 生態系や人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼす可能性があることから、環境省が特定外来生物に指定するツマアカスズメバチと見られるハチが鳩間島で確認されたことが分かった。

 ツマアカスズメバチの働き蜂は体長20㍉、オスバチ24㍉、女王バチ30㍉程度で中国南部や台湾などに生息。国内では長崎県対馬市ですでに定着しており、10月から11月にかけて働き蜂が活発に行動。ミツバチを好んで捕食するため養蜂業への影響や果樹園の果実への食害、在来種のハチを駆逐することによる生態系への影響などが指摘されている。

 ツマアカスズメバチと見られるハチを鳩間島で見たという通報が先月、環境省西表自然保護官事務所へ寄せられたがその後、個体の捕獲には至っておらず、同事務所では目撃情報などを集めている。

 八重山にはコガタスズメバチ、ヒメスズメバチ、ツマグロスズメバチが生息するが、ツマアカスズメバチは体の色が黒っぽく見える。

 同事務所はハチを捕獲するための誘因トラップを同島内の複数箇所に設置。石原航自然保護官は「見慣れないスズメバチの死骸を発見した時は、写真を撮影して西表野生生物保護センターへ連絡を」と情報提供の協力を呼びかけるとともに「生きているハチの捕獲は危険なので控えてほしい。設置したトラップは周囲のハチを引き寄せている可能性があるので見つけても近づかないでほしい」と注意喚起している。

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