駒ケ根市の課題や活性化策は 赤穂高校で「未来会議」始まる 長野県
高校生未来会議初日に行われたワークショップ
長野県駒ケ根市の赤穂高校で27日、3年生200人が駒ケ根市の課題や地域活性化策などについて考える連続体験型講座「高校生未来会議」が始まった。生徒たちは、市議会議員との意見交換を経て学びを深めつつ、主張の裏付けとなるデータなどを収集。12月には学びの成果をまとめて、誰もが暮らしやすいまちづくりなどのアイデアを、駒ケ根市役所議場で市議らに提言することを目指す。
政治や議会に関心を持ち主権者意識が高まるようにと、駒ケ根市議会が導入した初の試みだ。同会議は計5回開催。3年生たちがグループごとに設けた観光振興や福祉、農業などのテーマに沿って、課題を探り具体的な解決策を考えていく。市議たちは会議の様子を見守り、随時アドバイスを送っていく。クラス選考会で代表に選ばれたグループは12月6日に議場に登壇、独自に考えてきた地域活性化策などを発表する予定だ。
初日は、生徒と市議との顔合わせなどがあり、市議会側が同会議を開く趣旨などを説明した。3年の宮下遼也さんは「駒ケ根は思い入れのある場所。これまで以上に関心を高めて、地域活性化につながるような実現可能なアイデアを考えていきたい」と意欲を見せた。小原茂幸議長は「政治に関心を持ち、当事者意識を持って世の中を変えていってもらえれば」と期待した。
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