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北羽新報社

八峰町と青森県深浦町、災害時相互応援協定締結 県境を越えて連携強化

署名した協定書を手にする深浦町の吉田町長(左)と八峰町の堀内町長(八峰町提供)

 八峰町は24日、青森県深浦町と「災害時における相互応援に関する協定」を締結した。八峰町が他県の自治体と災害協定を結ぶのは初めて。隣接する自治体の連携を強化し、災害発生時の円滑な対応を目指した協定で、同日に深浦町役場で締結式が行われた。
 近年は一つの自治体で対応しきれない自然災害が激甚化・頻発化している。両町とも一昨年、昨年の夏に記録的大雨で被害を受けた。こうした状況を受け、県境を越えて協定を結ぶことにした。
 締結式は堀内町長や深浦町の吉田満町長らが出席し、協定書に署名した。協定では、大規模災害が発生した町が要請する食料や飲料水などの生活物資、救援および救助活動に必要な車両等、被災者の支援、復旧に必要な職員の派遣について、可能な限り優先的に提供する。費用は原則、要請した町が負担する。また、協定を機に両町を結ぶ国道101号の整備促進も管理者に働き掛けるという。
 八峰町防災町民課は「一昨年、昨年の豪雨では隣でありながら応援できない歯がゆさがあった。今回の協定で、県境を越えた災害への初期対応を円滑に進められる」とした。

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